テレビ台今昔

テレビ台というのは、ないと困るものだ。
テレビを畳や床に直接置くと、どうも見にくい。
いつも寝ころんでテレビを見るわけにもいかない。
やはりテレビはそれなりの高さのところに置いて楽しむものだ。
それでテレビを置くために、TVボードが必要になる。
私が子どもの頃はテレビボードというと、何やら仰々しいイメージがあった。
重々しい厚みのある木造りで、その真ん中にテレビをどんと据え、脇に百科事典などを並べて、応接間に置いていた家庭がけっこうあった。
いま思うに、テレビも百科事典も当時はその家の富とインテリ度の象徴だったのかもしれない。
セールスマンが各家庭をまわって、百科事典を売りに来ていた。
その百科事典という言葉もいまでは死語になってしまった。
時代はかわって、現代では家具の通販が盛んだ。
テレビショッピングやカタログを通じて、大きな家具でも購入できる。
家具のネット販売もあり、パソコンの画面上でいくつかの家具を比較検討できる。
テレビボードも現代の住宅事情に合わせて小振りでモダンになっている。
そして昔と較べると、ぐんとシンプルで、どの部屋においてもしっくりいくような色とデザインをしている

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